理事長挨拶
平素から、一般社団法人日本指圧協会をご支援いただきましてありがとうございます。
平成30年5月20日の定時社員総会での理事・監事選挙。6月3日の理事長選挙を経て、理事長に推挙されました。
前、山岡理事長の後を受け、伝統ある本協会の理事長の大任を受けました、上野末次でございます。光栄であると同時にその任の重さを痛感しております。
日本指圧協会は昨年11月3日に、70周年記念式典を挙行させて頂きました。祝賀会では、多くの来賓の皆様、特に学校法人浪越学園 浪越和民理事長、日本指圧専門学校 石塚寛校長、日本指圧専門学校 浪越雄二事務長、日本指圧専門学校同窓会 大崎益弘副会長のご臨席を頂き、又久しぶりにお会いする先輩方、国内問わず海外からも多数のご出席を頂き、大盛況となりました。
この70年の歴史を重く受け止め、浪越徳治郎先生の心と教えを更に広めていきたいと思っております。
「指圧」は創立者 浪越徳治郎先生の法律改正運動により、昭和39年6月「あん摩マッサージ、指圧を含む)から 「あん摩マッサージ指圧師」となり、(現在「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」)、「指圧」 があん摩から切り離され、日本独自の手技、独自性を認められました。本協会は、指圧の普及と指圧道を志す国内外の同志がお互いに研鑽し、交流し、情報、臨床を共有し、指圧師の教育活動、クオリティーの高さを維持するための活動をしております。
「SHIATSU」 は今や世界共通語に発展し、同志は指圧の普及、世界の人々の健康に、世界で活躍の場を広げております。国内では今後、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」に向け様々な業界で活況を迎えることが予想されます。又、海外からの観光客も年々増加しています。人口問題では今後愈々高齢化が進み、「人生100歳時代も遠からず」です。私たちは世界を取り巻く環境が今までにない、変化の中におります。
浪越徳治郎先生の教えを胸に学校、同窓会と三位一体で新しい時代、100周年に向け、今、大きく舵を切る所でございます。
私はこれまで以上に、この協会の組織強化と、より一層の進化、常に前を向き、社会情勢に対応できる組織づくりを誠実に実行し、皆様の健康にお役立て頂ける指圧を普及し社会貢献してまいる所存でございます。皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 日本指圧協会
理事長 上野末次